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シヴァナンダヨガアシュラムへ①

ヨガ

2016年6月3日~25日の3週間、
南インド・ニヤルダムにあるシバナンダヨガアシュラムに滞在してきました。

とても、貴重で素敵な体験ができて、
本当に行ってみて良かったと思います。

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シヴァナンダヨガとは、
医師として活躍した後に出家スワミ・シヴァナンダが、ヨーガの道を究め
インド北部のリシケシにシヴァナンダ・アシュラムと
フォレスト・アカデミーというヨーガの総合大学を設立。

スワミ・シヴァナンダの元で学んだ、スワミ・ヴィシュヌデヴァナンダ師が
北米に派遣され、そこでシヴァナンダ・ヨーガ・ヴェーダンタ・センターと
名付けてヨーガを教え始めます。

たった一箇所から始まったヨーガ・センターですが、
現在では本部をカナダに置き、
世界40か所のセンターと9か所のアシュラムを運営する組織へと発展しています。

ハタヨガ基本の12種類のアーサナ(ポーズ)やプラナヤーマ(呼吸法)、
シャバーサナ(屍のポーズ)を中心としたヨガで、
ヨガビギナーから上級者まで、インド文化にあまり詳しくない人でも
いつでもどこでもできるようにと作られたそうです。

毎日同じポーズをする事で、自分の変化に気づき、心のざわめきを静める。
シャバサナ(屍のポーズ)を多く取り入れ、

癒しのヨガとも言われています。
シンプルで続ければ続けるほどその深みを感じていきます。

ヨガというと、どうしても体の動きや柔軟性に注目しがちですが、
瞑想やアーサナ(ポーズ)を練習することだけでなく、
生き方そのもの、朝起きてから寝るまで、寝ている間さえもが学びの場と言われます

そしてアシュラムとは、「精神的な修行をする場所」という意味があります。

アシュラムに滞在する目的とは、ヨガの教えに基づいた生活を送ることにあり、
同じ目的を持つ人たちが集まることで、その場所のエネルギーが浄化され、
より効果的に自己を見つめられ、
ヨガという名のライフスタイルを学びます。

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スリランカに帰ってからもまだ、熱が冷めず、
アシュラムが恋しくて時計を見るたび

「あ、今、朝のヨガクラス真っ最中だな~」

「ブランチの時間だな~今日のメニューは何かな~」

「夕方のプージャの時間だな、お寺にたくさん人きてるのかな~」

と、一日のスケジュールがほぼ決まっているアシュラムを
想像して思いふける毎日です。
また、行きたい!

なんでしょうか?この思いは。
とにかく、アシュラムでの生活はシャンティーな毎日でした。

私はスリランカ、コロンボから南インドトリバンダラムへ。
タイムスケジュールのは所要時間1時間と記されたありますが、
飛んでしまえばたったの35分で到着。
近いんですね~。

なぜこれまでインドに一度も来ようと
思わなかったのが我ながら不思議です。

きっと、やっとインドに呼ばれたんだ。

と思ってます。

飛行時間35分の間にパンケーキやクラッカー&チーズ、
ヨーグルトなどの軽食ですが機内食も出てびっくり。

あっという間に、トリバンダラムに到着。

空港からトリバンダラム市内まではトゥクトゥクで約10分
100ルピーほど。

初日は、とにかくSIMカード買いたかったので
空港で買えなかった場合、町中で探そうと思っていたので
予備日としてトリバンダラムに一泊。

翌日朝、アシュラムへ。

トリバンダラムには大きなバス停が2つあって、
旧市街ガナパティ寺院近くにあるバスターミナル、
コバラムビーチなんかに行く場合はこちらのバス停へ。

シバナンダヨガアシュラムがあるニヤルダムは
列車駅のトリバンダラムセントラルステーション前にあるバススタンドから。
たくさん、バスが発着していて、英語表記などないのでとにかく聞きまくる。

インド人、悪気なくだますつもりなく
何か答えてあげなきゃかわいそう。
という気持ちからか適当に教えてくれたりします。
1人ではなく、何人かに聞きましょう。

そして、乗る前に切符売りのおじさんや乗客にも聞きましょう。
英語が通じなくても英語に自信がなくても大丈夫。
行先だけを連呼しましょうw
相手も英語がわからない相手にも
難しい正しい英語よりすんなり通じます!

バスで1時間ちょっとでシヴァナンダヨガアシュラムへ到着。

ネットで下調べしてる時に見た看板や緑豊かな施設内、
静かで神聖な雰囲気、その景色が実際に自分の目の前に広がる感動。

レセプションでパスポートのコピーや写真取られたり、諸手続きをして、
シーツ2枚と蚊帳と枕を渡されドミトリーへ(2人部屋や個室もあります!)

ドミトリー棟

個室の棟

静かなドミトリー

間仕切りがあって快適

ヨガバケーションとしての滞在は
最低3日からOKで予定が決まってない場合
3日づつ料金を支払っていきます。

ニヤルダムに着いてしまうとATMはありません。
バス停付近には数件、お茶するとこや軽食を食べる所のみです。
トゥクトゥクに乗って10分ぐらい少し大きな町があってそこにATMや薬局など
一通りあります。

水曜日に両替をしてくれます。
ですがなんとクレジットカードが使えます。
なので、私は全部カード払いしました。

世界か各国から人が集まってくるアシュラムだけあって
イメージしてたより近代的。

アシュラムでは1タームが毎月1日~15日、16日~月末の
約15日で組まれていて、2週間滞在すると一通り学ぶことになります。

初めはアーサナや呼吸法のクラスも少し簡単で時間も短め、
日を追うごとに難易度が高くなっていき、
クラスは初級と中級に分かれていて、
ヨガ初心者でも参加できるし、上級者はもっとアーサナを深める事ができ
すごくうまく作られています。

アシュラムの一日のスケジュールは

5:20      鐘が鳴って起床
6:00~07:15  サットサンガ、瞑想(30分)みんなでサットサンガを歌い、講話を聴く

         もしくは週に3回ほどサイレントウォーク
7:30~     ティータイム
8:00~10:00  アーサナ(ヨガ)     
10:00~    ブランチ
11:00~    カルマヨガ(奉仕の時間、掃除などの手伝い)
12:00~    メディテーションコーチング(自由参加)
12:30~    アーサナコーチング(自由参加)
13:30~    ティータイム
14:00~15:00 レクチャー
15:30~17:30 アーサナ(ヨガ)
18:00~    ディナー
20:00~21:30 サットサンガ、瞑想(30分)みんなでサットサンガを歌い、講話を聴く
22:00     就寝

売店のブティック、図書館、wifiが開いているのが
11:30~13:00、18:30~19:30の間。

石鹸や洗剤、歯ブラシなんかの日用品、
フルーツや体に優しいお菓子やヨガのCDや本などが
アシュラム内のブティックで購入できます。

そしてその間にシャワーに手洗い洗濯。

参加したければ誰でも参加していい、
夕方18:40分ぐらいからアシュラム内の寺院で毎日行われる
プージャ(祈祷)もあり、なかなか忙しい毎日。

でも、ちゃんとこの毎日のルーティーンがある所もすごくいい。

個人の自由時間っていう意味では
スケージュールが忙しく、自由時間少な目だけど、
内容は、瞑想だったりヨガクラスだったりなので、
自然豊かなアシュラム内で緑や花の匂い、風を感じたり、
湿度や神聖な空気を常に感じながら少しずつ色んなものを吸収したり
リセットしたり、ゆったりした時間を過ごします。

忙しいと言ってもシヴァナンダヨガは自由。
練習するのも参加するもしないもあなた次第。
なんの強制もしない。
そう言ってくれる所も気に入っています。

頑張らなくていい!
Up to you!as you like!!

つい自分の能力以上に頑張ろうとしてしまうから。

嫌だったらやらなくていいよ。と言われると
スッと楽になります。

アシュラムでの毎日は、
貴重な貴重な3週間でした。

アシュラムでのことは・・・
まだまだ続く・・・。

シヴァホール

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