鞍馬山・ウェサック祭

日々

日本に帰ってきています。
9月まで日本にいるつもりにしていて、
3年ぶりの日本の夏を楽しみにしている所です。
今年は5月10日。

仏陀の誕生日であり、悟りを開いた日であり、
入滅した日であるといわれている5月の満月ウェサックでしたね。

去年のブログでも書いていたずっと何年も前から行ってみたかった京都、
鞍馬山のウェサック祭。

念願かなって行くことができました。

お天気はあいにくの雨。満月は望めないかもしれないけど・・・。
連れ立つ友といざ出陣。

軽いハイキングコースの雨準備。
靴に防水スプレーを振って、ウィンドブレーカー、傘、
山の上は何もないので飲み物とお弁当、レジャーシートに、
地面に座れる用のマット、聖水を頂けるとの事で容器(水筒)
事前に友人からアドバイスをもらっていた冬用の服。
ダウンジャケットに重ね履きのレギンス。
そして、パワフルなこの満月に照らしたい
私のナワラタナやラッキーストーンたち。 
 かなりの大荷物でしたが、
式が始まる前に待つ間にお弁当を食べ、
日が暮れてくると息が白くなるほど寒くて冬物を着込み、
山登りの道中も、式が始まる直前までシトシト降っていた雨。
そこにいたみんなの密かに願っていた願いが届いたかのように
式が始まる直前、雨が止む。

持ち物に無駄なもの全くなし。
来年やこれから行く方も、
春ウララな下界で衣替えが終わっているかもしれませんが冬服必須です!

さて、京都・鞍馬山の5月の満月ウエサク祭。19時よりスタート。


 式が始まり前列から順番に灯されたロウソクからロウソクへ順番に
火が灯されていく。
 火を持ち、瞑想し天へ火を掲げる。

静かな静かなウェサック祭。 

頂いたしおりから抜粋。
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宇宙から地上に強いエネルギーがふりそそがれるという五月の満月の夕べ、
満月に清水を捧げ心の灯を輝かせつつ、清らかなお力を心身に受けて、
自らの心華(誰もが秘めもつ純粋無垢なみほとけの心)に気づき、
自分とすべてのものの「めざめ」と平安を至心に、みな共に祈るのが、
光と聖なる祭典「五月の満月祭」である。

この儀式は鞍馬山では昭和29年に始まる。
五月の満月に宇宙から降り注がれるエネルギーは、
プラスもマイナスも常にも増して増幅させると言われている。

それ故に、月の満月の今宵は非行悪事を慎み、
真実誠心をもって世に尽くす心を専らに、
愛と光と力の尊天のみ心に近づくように努めなければならない。

地上が暗雲に覆われていても雲の上には常に太陽が輝いているように、欲望にとらわれがちな人間も、心の奥にはいつも尊天が輝いている。
五月の満月祭は、ひとりひとりが自分の心華とめぐり合う時である。

-祈りについて-
五月のウェサック祭は、宇宙から強いエネルギーがふりそそがれる時である。
この夜は心の中の善願のうち、いちばん清く大切な願いを一つだけ、
心をこめて祈れば聞き届けられるといわれている。

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式が始まり鞍馬山の清い空気とウェサック祭の神聖な行事が進み、
集まっている人々のポジティブなエナジーで、
本当に心から清くて大切な願い事をさせていただいた。

祈りの中の瞑想、そしてその後の私自身の気持ちよさ。
静かな静かなウェサック祭。本当に来れて良かった。 



式が終わると灯されたロウソクで曼荼羅を作る。

沢山の僧侶の中にスリランカ人かな?
と思う僧侶が3名。
急にスリランカを思いだす・・・。

今年のスリランカのウェサックランタンも美しいんだろうな~。
そして、今年の*ダンサラ何が出てるのかな~と、
すぐに花より団子の私の脳内・・・。

*道端で食べ物や飲み物を無料で配られ、
徳を積むという「ダンサラ」が至る所で行われます。 

とっても良い一日とはこういう日を言うんだね。と
静かにテンション高めな私と友。

雨上がりのだけではないこのすがすがしさ。 
済んだ空気の下山も最高に気持ちよく 、
心身共に安らぎに満ちました。

私が心打たれ感動した出来事や誰かとシェアしたい事が、

読んでくれているあなたの何かの気づきやヒントの種に

なってくれればとっても嬉しいことだな。と、思います。


生きとし生けるものが幸せでありますように。

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